綿 in a stuffed brooch

おちょぼ口 

もてないことは勝ち組だと再認識した10年も私を思ってるきもい男がいる話

すごい。書けば書くほど、心が楽になっていく。

ノートは、自分のために書いていたのに、ここしばらくの、心の記録だったのに、ずっこけて、絶対後悔するのを知りながらも、アカウントを消しました。傷つけたかったんです、自分を。恥ずかしくて、みじめで、自分なんて消えればいいのに、みっともないことを書き綴って、きもいって思われるだけだし、少しでもはみ出てる人に、他人は本当に厳しく、本当に堪えました。

お医者に直行して、本物のきちがいなのかテストをしました。親友にも打ち明けられませんでした。少し落ち着いて、告白したら「知らない人に空気読めないって言われてガビーンみたいな?」

「w」

とのことでした…ばっかじゃないとも言われました。そして、私は無防備というかありのまま過ぎるので、SNSをするのはあぶなっかしすぎると。

OFFとON。ハレとケ。会社と家。とかないですから。いつでもどこでも私は私です。ブログの読者だった夫と初めて会った時、彼は、ネットの私とリアルの私の間に、違いがまったくないと言いました。

私からすると違いがある方が意味不明なんですけど、意図はなんなんですかね。もてたいんでしょうか。て、そんなに人はいつももてたいって思って生きてるんですか?私は思ったことないです。もてないのが当たり前なので、ただ好きな人に好いてもらえたらうれしいなくらいしかないですよ。

私は、自分が幸せとか、自慢的なことはあんまり言いたくないんです。それ読んで傷つく人がいるのを知っているので。なので、どうしても、ずっこけ小話ばかりになるのですが、そういえば、私にホの字の男(…悲しいことにその人もアメリカ人ですね…)というのがいたっていうかいるんです。もう10年も会ってないのに、最近、変な手紙が届くようになり、心から震撼しています。

先週、届いた手紙なんて、届いたら、向こうに通知が行くようになっていて、20ドルも切手代を払ったようでした。きもい手紙と、きもいポエム!が何枚か入っていて、どうしよう…

きもい…こわい…

住所がばれてるわけなので、ある日、家のチャイムを鳴らされたらどうしたらいいんだろう。おまわりさん呼ぶほどではないんでしょうけど、ほんとに恐ろしいです。第一、私はもう結婚してだいぶ経ちますし、10年間思われてたのかと思うと、ほんとに勘弁して下さいとしか言えません。

今まで、もてない人生で、私、勝ち組だったんや。ストーカー的な恐怖がまったくなくのんきに暮らせていて幸せすぎたんだ。かわいい子たちは、ナンパや変なスカウトでだいぶ恐ろしい目にあってるのかと思うと、全然うらやましくないです。

ブスでよかった…別に、街を歩いていて、「ブース!」と叫ばれるようなことはないですし、ただの圏外の女なだけで、別にお店屋の男性店員に意地悪されたりしませんし、みんなちゃんと親切に(心の中はわかりませんよ)してくれますし、恵まれ過ぎています。

1never write to me. ive been married for 8 years. its very uncomfortable to hear from you. actually you are disgustting. you are the person that i really wanna forget the most. と書いて、手紙を送り返す。→逆ギレされるかもしれない。

2夫から、その手紙を送り返してもらって、dont write to my wife. she hates you the most. と言ってもらう。

3完全無視→アメリカ人は察せないのでたぶんまた手紙が来る

どれにしたらいいんだろうか…本当は、受け取り拒否するべきだったのに、中を開けてしまったのか致命的なミスです。

彼の家族はまともです。ロサンゼルスのすぐ上のシャーマンオークスという街に実家があり、父親は弁護士です。家がすごくて、応接間がお客用と家族用と二つあります。お姉さんのジュリーは、MTVのディレクターで、その旦那はセレブに教えるカリスマヨガティーチャーです。私はなぜか、その彼の実家で、サンクスギビングのディナーに呼ばれたことがあるのですが、ロサンゼルスのマンションは絶対、中庭にプールがあって、それはそれは不思議な貴重な体験をしました。

ある日、MTVで、レニーセルヴィガーのドキュメントを観ていたら、まさにその彼、スティーブンが、レニーの人となりを証言する人として、テレビに出ていて、私はずっこけました。そこまで、本当のセレブなんだ…と。そして、そんな大物に、買ったばかりのブラウスのタグを切らせた(タグを取るのを忘れたまま着ていた)のかと思うと、う、う、ウケる…

そのきもい男のマンションも、母親名義の立派な所で、やはりプールがあり、ちゃんと更衣室までついていました。

ちょーつまらない映画の試写会パーティーなんていうものにも参加しました。すごかったです。ほんとに、ザ、ハリウッドという感じで、食べ物も飲み物も取り放題で、なんかスターが、リムジンから出て来て赤いカーペットを歩いてました。

あの男は超絶きもかったですけど、ロサンゼルスは美しく、今でもあの光と影の強いコントラスト、そして、白昼夢にいるような、景色が陽炎でゆらゆら揺れて、道はドーンと広く、ヤシの木生えてるところなど、夢みたいな体験として、記憶に焼き付いています。

梅雨の長い、暗いシアトルとは、本当に違う街です。