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綿 in a stuffed brooch

おちょぼ口

元気戻ってきてよ

それにしても、午前中の精神科待合室は、午後のそれよりうんと混んでいます。座るとこもうなくない?みたいな感じです。

普通のお医者のように、Lの字や、コの字に、椅子はならんでいません。三人がけの忍者ハットリブルーのソファが、三の字に、二列並んでいます。なので、患者同士が顔を合わせなくてすむのです。

精神科のいいところは、その場で薬を出してくれるので、わざわざ薬局に行かなくていいことです。あらまあ、心の風邪の人こんなにいるんだ!私一人じゃないんだ!というのが、目でわかって、それだけで症状が改善する人もいそうです。

一人残らず、ナポリタンなわけなので、自分をメンヘラwと嘲笑う人もいなく、安心で安全な場所です。まあ、彦摩呂がリポートに来たら「メンヘラの宝石箱や〜」と言い、石ちゃんは「キモウー」と言うでしょうけど。

ここに来るまで(精神科の前でドアノックダンスをするまで)が長かったですね。二十歳の時に、ほんとはダンスするべきでした。そうしたら、解決した事、回復した事、色々あったかもしれないと思います。

皆さんも、のっぴきならなくなる前に、行ってみてください。のっぴきなるってのは、この場合、身体が病気になるということです。心がつらいと、身体もつらいんです。そして、免疫力に抵抗力がなくなり、風邪をひきやすくなったり、頭痛肩こり火事親父、色々な症状が出てしまいます。肩こり?なんで?と思うでしょう。それは、ストレスのある人は、体をずっとこわばらせているので、こってるんです、バリバリに。

私は顎関節症を患っていて、顎の骨ところのクッションみたいな場所が変形してしまっています。これは、おそらく学生時代、授業中ずっとほおづえをついていたのと、いつもピエロになるためにがんばっていたので、ほんとはつらくて、歯を食いしばることが多かったからだと思います。体の中で、顎の筋力が一番強いらしいです。なので、顎が不具合を起こすと大変なことになって、全身が歪んだり、肩こりに頭痛、最低です!!

歯列矯正をしましたが、うーん、微妙です。本気で治すには、おそらくすっごいハードコアな手術をするんだと思います。ほら、堂島さんやフジファブリックのソバージュの人がやったみたいな…

ともさかりえさんが、顔が歪んでいて、さんざんネットで言われていますが、かわいそうです。彼女は女優さんなので、治せるものなら治したいに決まっています。顔が商品ですから。でも、あの人はピアスも怖くて開けられないらしいので、そんな手術できるわけないじゃないですか。歯列矯正も、大人になってからやると、それはもう痛くて痛くて、上の歯と下の歯がふれあっただけで、涙が出るくらいでした。

五年一ヶ月ののち、矯正が外れました。しかし、あーんと口を開けると、まだ歪んでいますし、右側に頭痛が出ると、顎も絶賛痛くなるので、あーあ、意味なかった。治らなかったんだ…とがっかりです。

私は、その痛い毎日を送りながら、痛い不妊治療もしていたわけで、毎日痛みとの闘いみたいなところがありました。音楽聴く気力もないし、毎日どう痛みの恐怖から逃れるかばかりにフォーカスしていました。そして、コーヒーとおやつタイムが癒しでした。

アメリカのスーパーに売っているようなケーキは、砂糖でしゃりしゃりしていて、これクリームなの?バタクリですらなくない?みたいな感じで、甘くて食べ物の域を超えていますが、ちゃんとフランスで修行して来た人たちがやってるベーカリーはちゃんとおいしいです。

シアトルは、空前の塩キャラメル味ブームに見舞われて、アイスもそれが人気No1でした。しかし、しょっぱくて私は苦手です…あんなの、血圧上がっちゃうじゃないですか。

コーヒーは、最初はキャラメルマキアートで、次はフレーバーラテ、そしてただのラテ、次はソイラテ、そして、とうとう真っ黒いアメリカーノを飲める人になってしまいました。砂糖もクリームも入れません。

夕飯を作ってる合間に、郵便受けに日本から小包が来ているのを見つけて、その差出人が、私の元友達だったとき、昔はその住所に私宛てにプレゼントを送っていたのに、宛名は夫の名前でした。

私は、それこそ富士山爆発みたいになり、発狂して、彼女の名前と住所の書いてある、かわいいパッケージの写真を、Facebookに載せました。そして、夫の家族に、あんたたちが、甘やかしてた結果がこれだよ。傷つくのは、世界一仲良し家族ぶってるあんたたちじゃない。全部私なんだ。彼の欠点と向き合わないといけないのは私なんだ、なめんなよと、啖呵を切ってしまいました。

すると、気の強い上から二人目の義姉が「OVER and OUT, Yumiko, good luck」と返事が来て、私もさらにぶち切れ、夫の家族全員、Facebookから抹殺しました。

料理を放り出し、家出をし、夫に特大メンチを切って、コーヒーショップに行き、感情に任せて、元友人に泣きながら、メールをしました。アメリカーノはにがくすっぱく、まずかったです。

私たち、友達だったのに、どうして?どうしてこんなことできるの?私も住んでるその家に、どうして、特別なプレゼントを友人の夫にできるの?ねえ教えてよ?理由があるなら教えてよと、彼女の考えていることがまったくわからないので乱れました。

でも…私優しかったと思います。あのパッケージを勝手に開けて、夫には秘密にしてるという手もあったのに、それはなぜか反則だろうと思い、ちゃんと彼に手渡しました。うれしさが隠しきれてませんでした。

この前、シアトルに戻った時、彼女からの手紙やプレゼント、メール全部見せてよと懇願しました。しかし、彼は全て消していてもうなにもなかったです。二人のいう絆とはなんだったのか、彼女は、夫を勘違いさせるような、甘い言葉たちをどのように並べていたのか、そりゃもう知りたくてたまりません。

しかし!それでも!彼女に対する怨念は最近はあんまりないです。ムです。何も考えません。もう上に書いたことは、100万回思ったことなので、もうどうでもいいです。それよりも、自分をどうにかしないと、元気を取り戻さないと、鬱で寝たきりなのをどうにかしないと、と、そっちにてんやわんやです。