アメリカはいいとこだけどレイジーピーポーには厳しい

リングルアイビーが、まさかの70%くらいしか効かず、頭が痛いまま、もしゃもしゃとお皿を洗いました。手を動かさないと、お皿は減らないので、心はムに、ロボットになった気で流れ作業でがんばります。

でも、奥さん!そういえば、シアトル時代、昼寝して頭が痛くなると、皿洗いすることだけが、薬以外で頭痛を治す方法でした。お湯が温度の熱いのしか出なかったんです。100歳近いおんぼろの家で、温度調節などできず、というか、向こうは瞬間湯沸かし器ではなく、地下に大きいタンクがあり、その中でお湯を沸かし、それを蛇口から出すシステムです。一応そのタンクに温度調節のダイヤルはあるのですが、なんか…触ったら爆発しそう…とか思って、避けていました。

と、その熱い温度で手を濡らし続けると、血行がよくなるんでしょう。本来、偏頭痛は血行がよくなっちゃだめなんです。脳の血管が膨張してしまうので。でも、偏頭痛持ちだって、普通の頭痛が出る事だってあるだろうし、正直、自分じゃどっちがどうとかわからないので、お皿を洗い終わったら、頭がすっきりということが何度もありました。

4月、まだシアトルの温度は低めで、雨もまだ降りがちですが、お花がもう咲き乱れ始めます。あーあ、帰りたいなあ。夏の間はずっと向こうにいたいなあ。でも、私のグリーンカード、アメリカを離れててもいい期限は二年で、二月で切れています(これも500ドルくらいと共に申請して、写真と指紋を移民局まで行って取りに行きます)。また入国できるのかな…グリーンカードはまだ来年まで有効なんですけど。ただ、一年以上アメリカを離れていなければオッケーなはずで、そうすると、私は去年三ヶ月、12月まで向こうにいたので、大丈夫な気もしますが、おおうおう、わからない。本当にイミグレーション関係のことはおそろしいです。難しくて。

アメリカがいくら移民に寛容がちと言っても、誰でも置いてくれるわけではありません。アメリカ人と結婚すれば、もちろんグリーンカードを持つ権利はできます。しかし、それが欲しいために、偽装結婚する外国人がたっくさんいるので、面接の細かさ(ラブレターや一緒に行った旅行の写真、家族と写ってる写真、プレゼントしたものなどを持参し、見せました。プライバシーゼロです…)そして、無事発行されても、最初の二年間は仮のもので、離婚したら没収です。しかし、二年を超えたら、本物のカードを手にする事ができ、するともう離婚しようと、永住権ゲット、そしてそこから5年すれば、市民権を得ることもできます。簡単なアメリカの歴史テストに英語テストがあります。

日本人は比較的、市民権は得ようと思わないようです。坂本龍一野沢直子も選挙権がないと言っていたので、パスポートは日本のだと思います。

一方、中国や東南アジア、インドのみんなは、あたりまえに市民権ゲットして、アメリカ人になります。やっぱり、日本人は愛国心みたいのが強いのでしょうか。

ああ、ちなみにグリーンカードも申請するのに700ドルだか1200ドル払わされます。ソーシャルセキュリティナンバーは、グリーンカードない人でも取れます。というか、これがないと向こうの銀行に口座持てません。

芸能人やミュージシャンがさらっと、LAやNYに住んでますけど、そういう立派な人は、立派な人枠で取れるんだろうなあ。オスカー取った実績があれば、そりゃまあもちろんですよね。

…でも、なんか…あの…お金稼ぐのは日本なのに、家だけアメリカにあっても…なんか…いやまあ、そっちの方が創作意欲がわくとかあるんでしょうけど、なんか、普通の人からしたらずるくない?と思ってしまいますよね。普通の人は住みたくたって、簡単に外国になんて永住できませんから。

最近、「こんなところに日本人が!」「海外の秘境の日本人」的なテレビ番組多いですよね。それ見ると、女の人は、たいてい、日本で傷を負って逃げるように外国に来て、しばらくは幸せだったけれども、今は夫に死なれたり、離婚したりで、お金のやりくりも大変だったり、洗濯は川でだったり、絶賛不幸な人ばかりです…

国際結婚、私は絶対友達にすすめません!

例えば、私がアメリカでこどもができ、出産してたとしましょう。そうして離婚する場合になっても、私は子供と共に出戻れません。その行為は誘拐とみなされてしまいます。なので、シングルマザーになって、帰るに帰れず、日本食レストランでのバイトでなんとかやっていければいいのですが、それでも全然貧乏がつらく、コールガールにならざるをえない人が結構いるらしいです…

アメリカでは、アメリカで学歴とキャリアがなければ、ちゃんとしたお勤めできません。スーパーやウエイトレスくらいしか無理です。いくら、日本でデンツ−で働いてたんです、あたい、コピーライターだったんです!と言っても、アメリカでの実績がなければ無理です。大学のコピーライト科から出直して来いくらいのレベルです。

私のインドネシアの友達は、ジャカルタでウエディング会社に勤めていたデザイナーでした。ウエディングフォトのアレンジをするのです。でも、アメリカじゃ門前払いで、コミュニュティカレッジに通うところから始めていました。もうそのスキルあるのに、すごく上手なのに、アメリカでのその証拠がないとだめなんです。だから、知っている事を一から勉強です。

アメリカって、才能ある人には、素晴らしいチャンスとドリームをくれる国ですけど、フツーの人、才能ない人、怠け者にはほんとーにきつい国です。日本の100倍、学歴社会ですから…

私はこりゃ無理だと、もう最初からセンギョー主婦という名のニート道を、ビーガン料理に精を出すことでごまかしていました。

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