マイフィンガーforマークなんとか

あの頃の、うすらぼんやりした世田谷の空の色を、こんなにもビビッドに覚えているのは、たぶんもう私しかいないんだ。

みんな、就職して、仕事して、恋をして、結婚をし、子供を作り、子育てをし、父ちゃん、母ちゃんなのをアイデンティティ、そしてモチベーションとして生きているんだ。そりゃそうよ、私たち、昭和54年生まれだもの。高校時代のことなんて、前世の出来事くらいに思ってるんじゃないかな。

私の記憶力、まじファッキュ。昔の友達と話すと、なんでそんなに覚えてるの?と驚かれます。ここ10年の記憶はあんまりないんですけど、10代とその前の子供時代の記憶がすごくあるんです。

10年くらい前に、お正月、友達とその後輩、アルジェリアの映画監督と、バングラディシュの真面目な留学生と明治神宮に行き、原宿のジョナサンでおしゃべりした記憶はあるのですが、何を頼んだとか、何を話したとか、まったく覚えてません。ただ、監督がピンクのセーター着てた気はします…

渡邉くんはまっとうな37歳の道を進んでいて、ショックを受けています。奥さんはユカさんで、男の子と女の子がいて、いいパパになっていました。あの、ツンとした態度は前世紀に置いてきたのかな。奥さん、別にかわいくなかったですけど、それがなんだっていうんでしょう。子供二人も作ったんだわ…卵子精子がインしたなんて、ゆみこ大ショックだよ!!

みんなが子供いるから、いないと変なのかな、みなに見下されたり、同情されたり、哀れまれたりするのかなというのが嫌で、私も持たなきゃと思ってるのが基本で、ほんとは子供そんなに欲しくはないんです。でも、マイノリティーに属するのはもうやなんです。母親になるのが、37歳女のスタンダードなら、私もそれになりたいです。それだけです。そして、私もFacebookで、子供が家の庭でプール入ってる写真やディズニーランドの写真を載せて、皆に素敵な家族♥︎ってうらやましがられたいだけです。

Facebookのせいで、自殺した人何万人もいるんじゃないかな。

マイフィンガーforマークなんとか

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