恋愛小説と謳っているのに、ちっとも恋愛が描かれていない小説

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恋愛小説と謳っているのに、ちっとも恋愛が描かれていない小説を読み、頭が混乱しています。

台に平積みでたくさん売られていて、そういえば、彼のうわさの処女作を読んだこともなかったので、買ってみました。

ぼくが、きみを好きなのはわかるんですけど、恋心のせつなさがまったくなければ、同棲してるのに、愛し合ってる感じがしません。手しか繋いだことないんだなって、思わざるをえません。

ときめきやゆらめき、いろめきにつやめきが皆無の恋愛って、恋愛って呼べるのでしょうか。

書いた方が、恋したことないから書けなかったのだろうか。自分が好きすぎて、彼女に全オレを捧げるぜ!みたいな気持ちになったことないのだろうか。

女性の描写も微妙です。あんな子いるかな…梨むいてくれなくない?果物むくこと=恋してるなんて、女思ってるかな…お母さんじゃないかな、それ…

いや、もちろん、むくことありますけど、私も、青リンゴよくむきましたが、それがなに?なんなの?恋愛の何かを表す行為なの?正直、私にはわからなかったです。

ラブの、衝動が理性より先に駆けていってしまう感じ、理屈よりも本能が大きくなって、自分がはちきれそうになる感じがまったくなく、なんで、好きなの?なんで、付き合ってるの?ゲームを一緒にすることがラブ?味噌汁作ってもらうことがラブ?

どんなに、ラブラブの時でも、24時間完全完璧に、彼氏を肯定する女なんて、いますか?100%肯定=100%ラブなわけなくないですか?

全然わからない…

恋愛したことのない男性のファンタジーにはいるかもしれないですけど…

うーん、やっぱり太宰が好きな人はエゴイスト&ナルシストってことなんでしょうか。すると、私もそうなってしまいます…

NO!!いやや〜!そんな人間になりたくない〜!

こんな変な読後感に悩まされるなら、買わなきゃよかった。

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