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綿 in a stuffed brooch

おちょぼ口 

エスプレッソ・コン・パンナ

私が親しんでる、昔の少女漫画は、フェアリーテールみたいなものなので、まあ、上っ面だけですよね。エスプレッソの上の生クリームについてしか書かれていない。その底の苦くて黒い飲み物はまるで無視です。ホットココア止まりですよね。そこが、まあ魅力なんですけど。

21世紀の漫画を今読んでて、思うのは、ちゃんと、生クリームの下には黒い液体が広がっていて、クリームも、熱い温度のせいで、一瞬で消えてしまう。すぐにスプーンですくわないと、溶けてしまう。ちゃんと、人間の心の奥までさらけ出している。

私は、それが苦手だったんですけど、孤独とか、絶望とか、やっぱり共感せずにはいられず、すると、あれはあれで芸術だと思うんですけど、片思いの彼に、手づくりのぬいぐるみを作るとか、はあ?としか思えなくなってきてしまいます。だって、一応、私、大人だし…限りなく子供のままですけど、一応、世の中に、手づくりのぬいぐるみが欲しい男がいないことくらい知っています…

小説も読みたいですけど、今は残念ながら、好きな作家がいません。10代は江國香織江戸川乱歩太宰治、20代は吉本ばなな京極夏彦が好きでした。吉本さんの小説を読むと、感情が丸出しになって、嗚咽みたいになるので、精神的な体力が必要なので、大変でした。そして、30くらいの時に、あまりにもテーマと設定が似過ぎてるのに飽きてきて、卒業しました。

村上春樹は、最初、もにょもにょしてきて、おもしろくなってきたと思ってきたら、ワケワカメ、不思議丸出しになったまま、尻切れとんぼで終わるので、私には難しく、読後感が気持ち悪く、難しいです…

ああ、尾崎翠ブローティガンが好きというのが好きな時期もありました。でも…フツーかな…外国の小説はまったく読まないんです。

小説は、スピードが、漫画に比べると遅いのと、集中力を要するので、すぐ飽きちゃうんです。あと、今は、一冊を一晩で読み切ったら、次の日は頭痛が出ます。

…あきらめます。趣味から、読書は削除します。