綿 in a stuffed brooch

おちょぼ口 

詩と芸術を耳に

I guess I had a good day with lots of fun and that yummy tart. I think I won today. I wooooooooonnnnnnnnnnnnnn.

今日は久しぶりに、去年やおととしのような、普通の楽しい日曜日を過ごせました。おら、勝ったべ。おのれに勝ったべ〜!!

五ヶ月も、大江戸骨董市に行っていませんでした。いや、行けませんでした。体調と気分が悪く、電車に乗って有楽町に行く元気がなく、大好きだった骨董品にすら興味を失いかけていました。確かに、置物ばかり増えていくので、もうこけしはNGですけど、見てまわるだけでも、あれは楽しいものです。古い物を近くで見て触れるっていうのは素晴らしいです、美術館では無理ですからね。

信号渡って、向こう側から二列目、三番目くらいにいつもお店を構えているマダムのセルロイド製ボタン2個セットのファンなのですが、今日は2セット選びました。1セット、500円で、骨董市では安い値段です。台紙にマダムが考えたであろうキャプションが書いてあって、それが素敵なんです。

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あとは、ざっと見て、気になったのは、小さいハートのサングラス形のブローチです。眼鏡の部分がピンクの宝石で、その廻りにさらに小さい宝石がくっついています。それらはおそらくイミテーションでしょうが、値段は14500円でした…お、おう…しかし、その値段にひるんではいけません。3万、5万などのものもざらにあります。本物の方ですね。たいてい、本物はガラスケースに入れられて、勝手に触れないようになっています。

もう1つは、フランスのビンテージのプラスチックのイヤリング、細長いダイヤ形で、ピンクとホワイトの2トーンで、4500円でした。1個はちょっと、いや、結構汚れているのに、まだその値段です…しょうがないんです、それが、骨董の生きる道なので…

買いませんでしたよ。

私は、もうだいぶ慣れてるので、すっごく見て廻るのが早いです。のろのろ見ていると、あそこは会場が広く、お店も多すぎるので、途中でギブアップしてしまうからです。それに、私は自分の好きなもの探知機の性能がすごくいいので、一瞬見て、欲しいorノット、好きorノットがわかるので、大丈夫なんです。

恋人同士、夫婦同士、友達同士で来て、おしゃべりしながら、ゆっくり、のっさり歩いて、相手に「ねえ、どっちがいいかなあ〜?」なんて聞いてる女の人いっぱい見かけますが、私にはありえません。自分が好きなものだけは自分で決められるのです。自分に自信はないのですが、自分の好きな物を好きと言える気持ちは、抱きしめきれないほど、抱きしめています。

なので、他人の物差しは入りません。幼稚園くらいから、私はすでにこうでした。人の選んだ物は使えず、服は着られない、頑固じじいみたいな子供でした。なので、よくお店で、お母さんが一人で子供の服を選んで買ってる光景を見ると、すごいぜ…と思ってしまいます。あ、いや、私も先輩の服、勝手に選んで買ってあげてますけど、楽しいですけど、その行為♥︎

次は、目抜き通りにある、某お化粧屋さんのビルを目指して、歩き始めました。そこはお化粧品を売るお店なのに、私の好きなアクセサリーブランドの品物を展示販売しているというのです。先週の水曜日から。

このブランドは、基本的に受注生産という形をとっているので、今頼んでも、手に入るのは、早くて二ヶ月後みたいな感じです。私は、今欲しい物は、今欲しいんです。なぜなら、待ってる間に、気が変わるからです。それか、その物のことを楽しみに待ちわび過ぎて、到着した時にはもう飽きてたりするからです。

白いビルの中に入ると、確かにお化粧品の間にバッグやアクセサリーが並んでいます。目的のみんなはガラスケースの中にいました。今期の春夏ものがメインです。わあ、これがあの「無意識」か!「Headeache」か!と興奮して、ガラスに鼻がかすれるくらいの距離でじーっと眺めました。チョモランマ頭痛持ちとしては、「頭痛」という題名のピアスが欲しいに決まっているのですが、ラベンダー色の小さい平面三角がいっぱいくっついて、立体の大きなオブジェみたいになったところに、小さいパールのようなビーズがくっついていて、アクセサリーというより、アートで、試しに着けてみたら、案の定、耳だけが芸術は爆発だ状態で、全然似合いません…

「無意識」は、デザイン(まんまる)も色(藍色)も、とってもシンプルで素敵なのですが、いかんせんサイズが大き過ぎて、やっぱり自己主張が強すぎるのです。うーん…と、右端の方に、その形をもっと小さくして、まるは白くて、上の部分にオレンジピンクのようなビーズがちょちょちょんとなっているやつに目を留めました。「Bicycle」というタイトルでした。

じ、じ、自転車??私、自転車乗れないんで、うーん、名前は好きじゃないのう…「無意識」の方がかっこいいのになあと思ったものの、それが第一候補でした。しかし、2万円もするので、決められなくて、1度お店を出て、どっかでお茶しようと思って歩いていると、目の前の地下と、目の横の二階にルノアールがありました。おお、ルノアるかと思い、地下より、二階の方が外も見えていいよねと、横に歩くと、隣にはかのキルフェボンがありました。そこにそのお店があることは、もうずーっと昔から知っていましたが、地下にティールームがあることは、なんと今日まで知らなかったのでした。

ディズニーランドのような看板が出ていて、「ただ今待ち時間0分」となっていました。ふむ…きっと、いつもはすごい行列なんだろうなあ、今はお昼の時間だから、タルト屋にはまだみんな来ないんだと思い、ルノアールではなく、そっちに吸い込まれていきました。

私は、生の果物に興味がないのと、クッキーは好きなのに、タルトの台がなぜかあんまり好きじゃないので、めったにタルト食べません。メニューのページをめくっていると、メロンのやつは一切れで1500円くらい、佐藤錦のは1300円くらいで、びっくりしました。と、季節限定で、チョコミントタルトというものを見つけました。土台がチョコ味で、上のクリームがチョコミントになっています。即決でそれに決め、ブレンドコーヒーも頼みました。

銀座でコーヒーと言ったら、一杯1000円もざらじゃない中、ここは、たったの475円でした。タルトも果物が乗ってないやつなので、特に高くなく、地元のアトレのタルト屋の方がよっぽど高いわ…と思い、感激しました。

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と、やはり、後ろ髪を思いっきり引っ張られていて、そのまま、またそのお化粧屋に戻ってしまい、買ってしまいました、「自転車」を。

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ああ、タイヤみたいだからか!

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山羊皮がミント色でさわやか。

しかし、銀座はほんとにすごいですね。そこのお客さん、店員さん、みんな中国語ペラペラで、私、日本語しかわからなくてすいません…みたいな、ここどこ?中国の一都市にどこでもドアで来ちゃったかもしれない…みたいな、不思議な気持ちになりました。

今、平野レミ様のお父上、平野威馬雄著「銀座物語」という明治や大正の銀座についての思い出を綴られた随筆を読んでいるのですが、彼はこの未来を予測してたかな。そして、それをどう思うのかなと、気になります。