綿 in a stuffed brooch

おちょぼ口 

私は、二年という短期間のうちに、四回の全身麻酔をうけています。

しかも、それが何か知らないまま、いっさいを調べずに、体一つ、心一つで挑みました。勇気があるのか、馬鹿なのかどっちかはわかりません。

ただ、卵管造影検査というものをやる前に、検索したら、一番最初に出て来た知恵袋的なページで、アメリカ女子たちが、いかにそれが痛いかを語りあっており、一人が「ムーチョペイン」などと書いていて、おそろしくなって、号泣した経験があったので、あえて、おそろしいことを調べるのはやめるようになったのです。お医者さんの言うことだけを聞いて、がんばろうという方針です。

そこまで、ムーチョじゃなかったのに、それを読んでしまうと、もうその日までが、つらくてつらくて精神的に大変でした。その痛みを想像して気持ち悪くなったり。誰かなど「陣痛とどっちが痛いの?」などと聞いていて、え………なに、その検査?なんか産まれるの?なに?なんなの?とパニックにもなりました。

(大丈夫です。すぐ終わります。そんなたいしたことじゃないです。夫と仲良くしていた元友人のバンドのビデオを観ることの方が、私にはよっぽどムーチョペインです)

今、ふと、それを検索してみたら、色々と難しい言葉が出て来たのと、一回全身麻酔するごとに、寿命が6年減るとか書いてある記事を読んでしまい、ええ…マイナス24年じゃん!ちょっと!!ちょっと!!!と、ウケました。

笑うしかないじゃないですか。もうやっちゃったんですから。今さら遅いですよね。

その二年で、色々な種類の痛みと恐怖を乗り切ってきました。このもやしな私にしては立派だったと思います。注射はやればやるほど慣れて、へっちゃらになるもんかと思ってましたが、やればやるほど、恐怖が増して、今では立派な注射嫌いになりました。採血が嫌ですね。針が太いので…ああ、それともあれはアメリカサイズの針だったのかな。日本の方が痛くない感じもしないでもないです。来週するので確認します。

ただ、それらの痛みって、時間と共に消えていき、忘れて行くんです。お腹の手術の跡も、ほとんど消えました。おへそ以外は…(私、おへそ、きれいだったんです。それが一針余分に縫われて、穴が小さくなったのと、なんか茶色く縫い目がしみみたいになってしまい、ショックです…)

今でも消えず、おそらくこの先も消えないのは、あずみちゃんの存在がもたらす痛みだと思います。彼女に逆ギレされて言われた数々の、スパイシーワーズ。あんなに自分に怒りの牙を向けてる人を見たことのない人生だったので、本当に衝撃でした。そして、あまりの迫力だったので、なんでかわからないのですが、私が謝り、おべっかまで言って、彼女に花まで持たせてあげて、事態をまるくおさめてしまった。

そしたら、向こうはさらにお調子に乗って、またすごいひどいことを夫にして、私が今度は大噴火して、女のバトルが加速しました。

その、ミッチーvsサッチーみたいな、ネットでのバトル(というか、私がTwitterで彼女に向けて書いたメッセージを彼女はエゴサして見つけて、激怒して、夫に言いつけただけなんですけど)の後に、彼女がYouTubeに載せた、歌のビデオ、彼女、包丁をマイク代わりに歌ってるんです。私は完全に、この刃先は私に向かってると思い、おそろしく、そして、はらわたが煮えくり返り、床にひっくり返って泣きました。声も出ないくらいに、内蔵が全部出るくらい泣きました。

あ、いや、その時は、彼女が、前髪ぱっつん、おさげ姿でウインクする自分を延々と色々なシチュエーションでビデオセルフィーしたビデオを見た時だったかもしれません。歩きながらウインクして、アイホンだかカメラで自分で録るなんて、すごい…私だったら、電信柱にぶつかるか、車にはねられるでしょう…というか、まずウインクできないですし、できても、一目に触れるところで、そんな恥ずかしいことできません…

今年は、だいぶ彼女のことを考えなくなり、あたい、第2ステージに進めたかな、えへ☆なんて悦に入っていたら、二週間前でしょうか、まだ全然だめなことが判明して、落ち込みました。芸名がフルーツって、なんだろう…広すぎる…広すぎるよ…エゴサできないだろうし、彼女のファンがいたとして、彼女のホームページなどを調べたくても、出て来るのは、バナナにりんご、葡萄に桃、さくらんぼ、ドリアン、パイナポー。LUNA SEAのJさんよりかはましかもしれませんけど、一生辿りつけなさそうですよね…

私、何の話してるんですかね…いいんです、ただの独り言ですから…皆さん、よき花きんナイト、そしてお給料日を満喫してください。今日から、アローズ、シップス、ビームス、ベイクルーズなどが、会員向けのプレセールを始めています。明日明後日は、ショッピングする人たちで、街が芋荒いになるでしょう。

私は…稲中の一、五、十巻を探す旅に出たいです…