書きながらだんだんつらくなってきたわね…

名前が変わっただけで、中はあゆみ書店の時と同じだった。ただ、ツタヤなだけあって、マンガコーナーの広さ。Twitterで見るような、サブかルマンガ、エッセイコミック、ビーエルがたくさんあった。あり過ぎて、猫村さんはどこかわからなかった。

帯に、1年滞在のつもりで行ったNYで恋人と出会って、結婚して住む事になった人の、エッセイマンガが平積みになってて、じっと見てしまった。誰かとなにかがそっくりだなと思って。でも、そうやって、その体験から、マンガ描けて、本を出版できる人との違いはなんだろうかって考えちゃった。もちろん、絵が描けないといけないのが前提だろうけど。誰だって、外国に住めば、外人になって、1つや2つや100こくらいはおもしろいエピソード持ってる。

ああいうのを見る度に、ライブでこっちは一般の列で寒い中、ずっと待ってるのに、関係者の入口から、ブイブイ言いながら、すっと入って行く、ええと、セレブ?を思ってしまう。横入りかよ!待たないのかよ!みたいな気持ちってのかしら。嫉妬?うん、それもある。

アメリカは外国だけど、ひとたび住んで、マイタウンになれば、そこは結局、退屈な日常の場で、異国感を感じる事が減ってくる。私は結局どこにいても私だな…感が強く出て来て、最初の2年くらいは、自分を特別とか思ったり、浮かれて、全部英語でブログやSNSやってたけど、だんだん、日本で日本の大人として暮らしてないことに焦ってくる。日本に戻ってくるたび、自分が浦島太郎で、肉体年齢は重ねてるのに、精神年齢が上がってないことにパニックになった。そして、最終的に、自分は外国に暮らしてるのが恥ずかしい気持ちになっていった。

だから、なんか、こう…アメリカ在住、portland,ORなんて、ドやりんちょしてる人見ると、おお、友よ…!という気持ちと共に、自分を見ているようで、顔が真っ赤になる。まあ、あたいも今でも普通に

seattle,WA

って書くけど。だって向こうに一応住所あるし…、シアトー、ワ☆

でも、本当に外国に住んでるから偉いってことは全然ないづらよ(上のマンガの人がそういう態度かなんて知らないけど、それからだけで、いばってる人いっぱいいるから…)住む場所、付き合う人々、着る服、読む本、聴く音楽、観る映画、それらがどんなにクールで最先端でも、私は結局私で、おかめは何をしてもおかめで、死ぬまで、素敵な誰かになんてなれないんだって気付いちゃったのは、いいことなのか、悪いことなのか、どっちだろう。幻想でも、そう信じられる人だったら、鬱病になんてなってないんだろうな。

ギャルソン着て、青山で散髪してもらって、代官山ツタヤで、なんだろう…何の本がクールの証しなんだろう。わかんないけど…ポールオースタ的な?本買って、ブライアンイーのでも聴いて、ええと…今かっこいい映画って…うえスアンダーソン?とか観ても、

俺はよお、飛べないおかめなんだぜ。

この生まれながらのすっとこどっこい&おっちょこちょいは一生治らないし、いくら化粧しても美人にもなれない。厚化粧のおかめがそこにいるだけだよ。

さっき歩いてて、後ろ姿だけからでも、21歳くらいで絶対かわいいってのがわかる女の子が前にいて、なんでわかるんだろう。オーラかな?なんて考えてた。黒い長めのフードのついたダッフルコート、白いミニサイズのトートバッグ、細身のジーンズにかかとのあそこが黒いスタンスミス、髪は肩よりちょっと長めを1本結び。細くてさらさらの髪の毛。やせてて、157㌢くらいだろうか。性格が絶対いいってのも、びんびん伝わってきた。

と、共に、ふむふむ、こういう女子は、素敵なボーイフレンドに恵まれて、素敵な旦那さんにも恵まれて、素敵な赤ちゃんにも恵まれるんだろうな。だって、そういう星のもとに生まれてるから。悩みや苦労もいっぱいあるだろうけど、でもぜったいにベースは大丈夫な人。

うらやましい。ひょうきんとか個性的なんて言われないような、普通にかわいい女子になりたかった。