あなたに私信よ

彼は風の子ルンルンのスピードでやってきていなくなったから、こんなとこ読んでないと思う。だから、お手紙ここに書くわね。

私はこんなだけど、他人だから、あなたを外側から見ることができるし、一応だいぶ年上だから、あなたを上から見ることもできる。

お話させてもらって、あなたが何を一番怖く思ってるか、私はすぐにわかった。私も似たような恐怖持ってるし。で、たくさんの言葉で自分の心を守ってるところも、私みたい。

ああ言えばこう言う。こう言えばああ言う。ちっとも素直じゃなく、ひねくれて、ねじれてて、かたい。

繊細なんだよね。つらいよね。必要以上にたくさん傷ついてきたのかな。今もう限界に来ちゃってるね。助けてあげたいな。

あなたの言った言葉たち、全部額面通りになんて受け取ってないよ。でもプライドが高いでしょ。隠したいよね。だからとぼけたよ。

そっちの道に、そっちの人に、救いを求めたくなるのわかるよ。でも、そっちじゃない。そうなったらだめだよ。浮世離れして、さらに遠くに行くなんてだめだよ。

理由?私はそれ好きじゃないから。生理的に無理だから。ただそれだけだよ。

なんのために音楽聴いてきたの?思い出してよ。そこにとどまってよ。あなたは自分で思ってるより、ずっと立派だよ。

言葉が多い。そんなにいらない。でもだからって宇宙となんてつながれなんて言ってない。毎日の暮らし、みかんゼリーか桃ゼリー、どっちにするか真剣に選ぶこと、それがすでに地球に生きてる証で、とうといことだよ。地球も本望だよ。

地球を美しくしたいなら、駅前でゴミ拾いすればいいと思う。申し訳ないけど、変わりゆくこの星を、自分が救えるなんて奢りを持つのは、地球に失礼だよ。自分たちが気持ちよくなるだけの、エゴイストの極みの発想だよ。

もちろん、自分がそれで幸せならいいけど、余計なお世話すぎるけど、私は毎日つらいけど、絶対にそっちになんていかないよ。悔しいからだよ。自分には負ける気ないんだ。子どもを殺して、重いものを背負った今も、私は神様はいらない。頼りにするのは、頼りになるのは、自分だけなんだよ。

そんなに、自然ラブなら、うちの近くの5分で登れる富士山に連れて行ってあげるから、ねえ。

あなたに足りないものはそれじゃない。教えてあげないけど、それじゃないよ。

でも、もちろんあなたがそれで幸せなら、それでいいんだけど、ユミ姐は、もったいないなって思っちゃうよ。

ふー、さっぱりしたわ。言いたいこと書いたわ〜